どうも、
「日本一総合型選抜の募集要項に目を通している男」
ナカテツこと中村哲朗です。
出願要件に高い評定平均が必要な大学!
高校の評定平均があまり良くない生徒にとって出願要件に高い評定を課されるということは、「そもそも受験機会を得られない」という厳しい現実の壁として立ちはだかりますが、高い評定を持っている生徒にとっては競争相手が減るため好都合です。
真面目に学校生活を送ってきたことのご褒美とも考えられますね。
ということで今回は「評定A(平均4.3以上)」が出願要件に課されている大学を一部ピックアップしてご紹介します!
それでは評定Aが必要な大学を5つ紹介します。評定Aとは平均で4.3以上を指します。評定の高い生徒にとっては、競争相手が少ない「検討の余地あり」となる大学群になります。
①京都大学 総合人間学部 総合人間学科&教育学部 教育科学科
最高レベルの難度を誇る京都大学です。必要な評定平均は4.3以上。
総合型選抜とはいえ選抜方法に能力測定考査があり、かつ共通テストで80%以上が必要です(総合人間学部は85%以上)
②お茶の水女子大学 全学部
お茶の水女子大学で総合型選抜が用意されているのは、文教育学部、生活科学部、理学部の3つですが、その全てで評定Aが課されます。
文教育学部と生活科学部の人間生活学科、心理学科では更に外部語学資格が必要となります。
③名古屋工業大学 工学部 社会工学科(建築・デザイン分野)
こちらも評定Aが必要です。昨年の倍率は1.0倍となってます。
評定の他に同大学のスクーリングを受講する必要があります。
④明治大学 農学部 農芸化学科
名高いGMARCHの一角、明治大学のご紹介です。
明治大学は学部学科によって必要な評定にそこそこバラツキがあります。
理工学部の電気電子生命学科や機械情報工学科などは数・理・英の3科目の平均が3.8以上、文学部は全学科で平均3.5以上、同じ農学部でも農学科・生命化学科・食料環境政策学科は4.0以上となっており、農学部農芸化学科だけ4.3以上と、ぴょこんと頭一つ抜けてる感じです。
⑤順天堂大学 医学部 医学科(研究医特別選抜)
必要な評定平均はなんと4.5以上。さらに外部語学資格も一定以上のレベルが必要です。
それでいて倍率が6倍近いというのですから、人気医学部の関門の高さが伺えますね。
評定A(4.3以上)を課す大学はさすがに少ないですね。
4.0以上まで緩和すると急に間口が増えるので、4.0以上の範囲で見てみるのもありかもしれません。
ということで今回は以上となります。
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