【総合型選抜通信】総合型選抜で一番大事なのはこれ!

どうも、

「日本一総合型選抜の募集要項に目を通している男」

ナカテツこと中村哲朗です。

目次

総合型選抜において最も重要なこととは?

早いもので4月となり新学期を迎えました。新3年生は、いよいよ本格的に自分の進路と真剣に向き合う1年がやってきます。

「まだ一般・学校推薦・総合型のどれで受験するかなんてわからないし、そもそも志望大学すら決まってない、、」という生徒もいることでしょう。焦る必要はありませんが、かといって何も考えず進路のことを先延ばしにするのも良くありません。

今回は、「総合型選抜を考えてはいるけど、何から始めればいいかわからない」という人に向けて、
「総合型選抜を受験する上で最も大事なこと」というテーマで書いてみたいと思います。

結論

結論からいくと、総合型選抜において最も重要なことは「自分自身のビジョンが明確であること」です。

小論文対策や面接対策、英検の資格や課外活動、探究学習の成果、などといったものも総合型選抜ではもちろん大事なことです。こういった準備や試験対策をどれだけ重点的にやるかでも当然合格率は変わってきます。

ですが、その前にそれら全ての土台となる大事なものがあります。
それが「大学に入って何を学びたいか」「学んでその先、どんなことをしていきたいのか」というビジョンが自分自身の中ではっきり見えていて、それを語れることです。

なぜ「自分のビジョンが明確なこと」が大事なのか?

総合型選抜において、大学側が最も重視するのが「生徒が大学のアドミッションポリシーに合致しているかどうか」です。

「アドミッションポリシーに合致しているかどうか」などと言うとちょっとお堅い感じがありますが、
要するに、大学が明言している「うちの大学はこういう生徒に入学して欲しい」という人物像にぴったりマッチしてる生徒に合格を出す、というシンプルな入試方法なんです。

としたときに、そもそも生徒自身の今後のビジョンが曖昧だと「マッチしてるかどうかが判断できない」ということになります。そして総合型選抜においてそれは致命的です。

総合型選抜では「大学という”鍵穴”」と「自分自身という”鍵”」、この両者の形がぴったりはまるかどうか、というのを見ています。うまくはまって鍵が開けば無事合格となるわけです。

そして大学側はアドミッションポリシーを通じて「大学の鍵穴はこんな形をしてますよ」とわざわざ提示してくれてます。それなのに「自分自身の鍵の形がわからない」というままでは、フィットするかどうか以前の問題というわけです。

もちろん試験対策やさまざまな課外活動等を通して、鍵穴と鍵のフィット具合の精度を高めたり、鍵のある種の万能性を高めることは可能ですが、自転車の鍵を家の鍵穴に差し込んで開けようとするのは無理があるように、そもそも鍵穴と鍵が全くもって合ってないという状態は大前提として避けなければならないわけです。

なかには自分自身の鍵の形を無理やり変形させて試験に臨む人もいますが、結果的にそれで鍵を開けることができて入学できたとしても、自分に嘘をついて無理をしてる状態なので、その後が苦しいものになるだけです。

まずは自分自身がどんな鍵の形をしているかを素直に見つめ直すことが大事。その上で、自分という鍵がフィットしそうな大学を探す。そうすれば特に無理をすることなく自然体でいられますし、総合型選抜の突破率も上がります。

まとめ

総合型選抜の重要性は年々増加しています。一般入試しか考えていないという生徒も、総合型選抜という手段は検討しておいて損はないです。

そして総合型選抜を考えている生徒は、
まずは一丁目一番地として「自分自身のビジョンを明確にすること」から始めましょう。

自分自身と徹底的に向き合い、「自分はどんな人生を生きたいのか」「自分が大事にしたい価値観は何なのか」ということを掘り下げて考えた上で、「それを実現するのに最も適した大学はどこか」という順番で考えていくことをおススメします。


ということで今回は以上です。

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