どうも、
「日本一総合型選抜の募集要項に目を通している男」
ナカテツこと中村哲朗です。
ピクシスラボでは元ITコンサルの知見を活かし、
総合型選抜のデータ分析をもとにした価値提供により一層力を入れていきます。
その一環として、定期的に総合型選抜に関するお役立ち情報をお届けするコラムを始めます!
今回の総合型選抜についての情報は「併願可能な大学」についてです。
総合型選抜の出願において「専願」か「併願」かというのは、
受験戦略を立てる上ではけっこう大事な情報ですよね。
当然ですが専願は合格した場合必ず入学しなければなりません。
「専願受験で不合格だった場合に、まだ日程的に受験可能な別の大学に改めて専願で出願する」という手はありますが、
基本的には一校しか受験できません。
告白してちゃんとフラれたら翌日に他の人に告白してもいいけど、返事をもらう前に他の人に告白するのはNGということですね。ましてや「いいよ」と返事をもらった後に「やっぱなしで」というのは当然認められないと。
としたときに「併願可能な大学」というのは、受験生にとってはリスクヘッジのための貴重な存在なわけです。ということで今回は見てくれた方がすぐ使えるよう、今年度これからでも出願可能な私立大学をいくつかピックアップしたいと思います。
「専願?」「併願?」どっちか分かりにくい!!
ちなみに総合型選抜に関わる方は周知のことかもしれませんが、「専願なのか併願なのか募集要項を見てもイマイチはっきりしない」という大学も少なくないです。
割合でいうと、手元のデータだとざっと15%ほどの大学は明記されていません。
出願資格に「専願・併願」が明記されているか「合格した場合入学を確約できる者」みたいに、「それってつまり専願ってことだよね」と読解できる何かが記載されていればいいんですが、「本校を第一志望とする者」や「本校での勉学に強い熱意を持っている者」などがけっこう困っちゃいます。
基本的には「専願」と明記してない以上併願可と見ていいというのが通例ですが、
今回は他大学との併願が可能であることが明記されているところに絞って一部ご紹介します。
10月中旬以降で併願での出願が可能な私立大学
- 立命館大学
- 大阪医科薬科大学
- 藤田医科大学
- 國學院大学
- 崇城大学
- 帝京平成大学
- 城西大学
- 桜美林大学
- 駒沢女子大学
- 白梅学園大学
- 情報経営イノベーション専門職大学
- 多摩大学
- フェリス女学院大学
- 神奈川工科大学
- 東洋英和女学院大学
「併願」をうまく使って総合型選抜を戦おう!
併願可能だとやはりそれ相応に倍率も高くなりがちですが、なかには併願可で倍率が低い狙い目の大学・学部もちらほら見受けられますね。
ということで今回は以上となります。
他にも総合型選抜に関する豊富な情報を抱えているので、「こんな情報教えて欲しい」というご要望や、
より詳細かつ高校の特色に沿ったデータ分析に興味がある場合は、お気軽にこちらよりお問い合わせください。
「総合型選抜の情報収集にお困りの教育関係者に届け!」と想いを込めているので、記事をシェアしていただけると大変嬉しいです!